大浦小学校(大浦小協働教育の取組と大浦交通安全少年隊の取組)
【種別】 ■小学校 □中学校 □高等学校 □特別支援学校 □幼稚園・保育園
□家庭 □地域 □通学合宿 □その他( )
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取組名 |
大浦小協働教育の取組と大浦交通安全少年隊の取組 |
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実施校等名 |
田川市立大浦小学校 |
市町村 |
田川市 |
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該当する アクション プラン |
提案1 実体験を重視した教育を推進しよう 提案2 学校を支援する体制を整備しよう 提案5 家庭の教育力を高めよう |
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実施期日(期間) |
平成22年4月1日(木)~平成23年3月31日(木) |
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対象・参加者数 |
全校児童186名、教職員、保護者、地域住民 |
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ねらい |
(1)協働教育の取組を通してきれいな学校と学習環境づくりに努め、家庭・地域・学校が連携して取り組むことで、豊かな人間力と確かな自己有用感に支えられた、たくましく実践力のある児童の育成をめざす。 (2)「交通安全少年隊の活動」を中心として、地域住民と交通安全についての連携を図り、学校と地域が一体となった安全教育の推進を図る。 |
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学校・家庭・地域の連携における活動の工夫点 |
大浦小協働教育は、平成16年当時、荒れの様相を呈す子どもたちの姿を何とかしたいという教師や保護者の思いから生まれた取組である。大浦小学校には、昭和50年に誕生した大浦交通安全少年隊の活動があるが、現在も大浦小の伝統ある活動として保護者や地域住民に見守られ、指導班である6年生が毎年5年生に引き継いでいる。この活動も協働教育の一環としてスタートした取組で、子どもたちの豊かな人間力と確かな自己有用感を育成するために、学校・家庭・地域が連携し、協力し合い、知恵を出し合って今なお活動を続けている。 |
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指導者等 |
教職員、保護者、地域住民等 |
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主な活動内容
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(事業の概要) ○ 大浦小学校の協働教育 大浦小の協働教育は、平成16年度からスタートした。大浦小学校の校舎は古く、壁の汚れや落書きの跡もあちらこちらにあり、そのことが子どもたちの荒れや学習意欲の低下の一因となっている節が感じられていた。 当時の教師たちは、学ぶ意欲を育み、規範意識を育てるためには学習環境を整えることが大事であると考えきれいな学校づくりを試みた。自分たちの手で一つの教室の壁紙の貼り替えを行い、手づくりの教室を保護者たちに見てもらった。 この考えに賛同した保護者たちが、教師と一緒になって、放課後や土日、夏休みの時間を使って、次々と教室の壁紙の張り替えや廊下のペンキ塗り等の協働作業を行い、協力する保護者や地域の方も次第に増えていった。家庭や地域の協力は、協働作業だけにとどまらず、学校応援団や学習応援団等でも展開されていった。これが大浦小学校の協働教育である。 ○ 大浦交通安全少年隊 「大浦小学校交通安全少年隊」の活動は、炭坑閉山により疲弊していく学校・地域を何とかしたいという地域の方々の 願いから昭和50年に生まれた活動である。 地域の人達は「命を大切にし社会の一員と して立派に活躍できる子どもを育てたい」と の強い想いから交通安全少年隊を発足させた。 交通安全少年隊の活動は、1年生から6年 生までの全校児童を隊員とし、全校の安全を 守り指導する立場として、6年生が指導班と なって活動を行っている。 <発足当時のパンフレット> 年間を通した立哨活動やあいさつ運動をはじめ、指導班育成に向けた宿泊合宿や交通指導教室の実施、こどもの交通安全大会や地域安全大会等への積極的な参加の他、意識向上を図る日常的な取組等を地域と連携しながら行っている。 誕生以来この活動は、大浦小学校の活動としてに根づき、現在まで36年間という長い年月を経て学校・家庭・地域が一体となって活動している。 (具体的な活動内容) <大浦小学校の協働教育について> ○ 協働作業の様子 学校をきれいにする協働作業の取組は、毎年、年度当初の日曜参観の午後に位置づけられている。この日は、午前中の授業参観に続いてPTA総会が開かれ、一旦解散した後、午後からの時間を使って行っている。 今年度の作業内容を事前の教師や児童、保護者の声をもとに決めておき、役割分担を確認してから始める。これまで行ってきた協働作業には、教室の壁紙の張り替え、廊下のペンキ塗り、児童ロッカー板の張り替え、教室のカーテンづくり、児童机の天板替え、プール更衣室の整備、教室出入り口の戸車の付け替え、等々がある。年を追う毎に学校が、明るくきれいになっている。
<児童机の天板貼り替え> <カーテンのフック付け> ○ 学校応援団の取組 きれいな学校づくりとあわせて行ったのが、開かれた学 習に参加し、子どもたちと関わる。 地域全体で子どもたちを見守り、育てていく ことが大切であると考える。 学校応援では、遠足等の学校行事や親子除草 作業、クラブ活動等の学校全体で行うことに対 して家庭や地域の協力を求めたものである。後 述する大浦交通安全少年隊の活動についても、 学校応援団の取組に位置づけている。 写真は、歓迎遠足で一緒に引率して下さる保 <学校応援の紹介の様子> 護者の方々を紹介している場面である。 保護者だけでなく、地域のお年寄りで毎年楽しみに参加して下さっている方もいる。 ○ 学習応援団の取組 学習応援は、各学級の学習に保護者が応援団 として関わっていただく取組である。 学年委員さん方が企画・運営するふれあい授業や教師の要請に応えて行われる算数科等での丸つけ応援、家庭科等での実習応援、生活科や社会科等で行う校外学習場面での引率応援等々がある。学年・学級ごとに様々な学習応援が展開されている。 特に、教師だけでは安全確保が難しい校区探検等の校外学習の場面では、保護者の引率応援教師にとってたいへん有り難く、大きな支えとなっている。 < 校区探検での引率応援>
<大浦交通安全少年隊の活動について>
○ 交通安全少年隊指導班になるために (1) 英彦山宿泊合宿の実施 4年生・5年生は、6年生で指導班として 活躍できるようになるために長期宿泊合宿を 実施している。合宿を通して、4年生は5年 生に協力するフォロアーシップを、5年生は 4年生をリードするリーダーシップを学んで いく。
(2) 交通安全教室の実施 <合宿での活動風景> 2月中旬、5年生は、田川警察署交通課の 方々から交通指導を受ける。交通立哨をする 際に、下学年が横断歩道を安全に渡れるよう に、横断旗の出し方やホイッスルの吹き方、 横断歩道での待ち方や渡り方等、交通指導の 安全面に配慮した技能を学んでいる。 (3) 6年生から指導を受けての交通立哨 2月に入ってからの1ヶ月間、5年生は、6年生と共に校門前に立ち、交通指導の見習い期間として6年生に指導を受けながら交通立哨の仕方を学ぶ。6年生は、最後の交通指導の期間 <交通安全教室の様子> として、5年生に引き継ぐためにきびきびとした姿でお手本を示している。 (4) 伝統を引き継ぐために 3月の上旬には、6年生を送り出す「夢をつなぐ集会」の中で、6年生から5年生へとバトンを渡す交通安全少年隊引継式を全校児童の前で行っている。 地域の方や保護者の方々の前で行われる引継式の儀式を通して、大浦小学校の伝統が6年生から5年生へと引き継がれる。 また、少年隊が誕生した9月22日には、少年隊メモリアルデーとして、放送委員会の児童が校内放送を行い、大浦交通安全少年隊ができた当時の地域の方々の願いや少年隊の伝統を引き継いでいくものとしてどうあるべきか等について確認している。
<少年隊引継式の様子> <メモリアルデーの放送>
○ 交通安全少年隊指導班の立哨活動 立哨活動は、6年生が指導班として年間を 通じて行う大浦交通安全少年隊の中心的な活 動である。6年生指導班は、毎月1日と20 日、毎週水曜日、春と秋の交通安全週間の期 間中は毎日、交通安全少年隊の制服姿で学校 校門前の横 断歩道と通学路の団地横の道路に 立ち、立哨活動を行う。下学年児童の安全な 登校を見守りながら、あいさつ運動も行って いる。 この活動を支えているのが、地域の方や保護者、 <指導班の立哨風景> 教師である。地域や保護者の方々は、6年指導班の立哨場所の他、数カ所の危険場所に立って安全指導に協力して下さっている。 ○ 交通安全の意識向上に向けた様々な取組 (1) 交通安全少年隊五つの誓い 全校の教室の前面には、『交通安全少年隊五つの誓い』が掲示され、この五つの誓いを少年隊引継式や少年隊メモリアルデー等の節目毎に唱えたり、日常的に目にしたりすることで全校児童の意識を高めるようにしている。 (2) 交通安全子供自転車大会への参加 本校では、少年期からの交通安全行動の定着化と地域や学校が主体となった交通安全活動の活性化の促進を目的とした「交通安全子供自転車大会」へ毎年参加している。田川警察署の協力のもと練習を繰り返すことで、ここ数年は県大会へ進むことができるようになってきた。 (3) 交通安全図画と作文の取組 交通安全の意識向上のために、毎年、福岡県交通安全協会主催の小中学生交通安全図画・作文コンクールにも作品応募をしている。 |
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取組のポイントとその成果 |
<大浦小学校の協働教育> 大浦小学校の協働教育は、目の前にいる子どもたちの荒れや学習意欲の低下を何とかしたいという学校や家庭、地域の想いから始まった。つまり、「規範意識」と「学ぶ意欲」を育むために、まず、環境に目を向けることからスタートしている。学校・家庭・地域の思いは一つになり、協働作業は毎年行われることとなり、明るくきれいな学校づくりを自分たちの手で行ってきた自負がある。 「子どもは環境で育つ」と言われるように、汚れや落書きがなくなり、学校がきれいになって学習しやすい環境が整ってくるとともに、子どもたちの荒れの姿はなくなり、落ち着いた学校生活が送れるようになってきた。 また、協働作業や学校応援・学習応援を通して、教師と保護者が直接話をする機会が増えたことで、お互いの信頼が深まり、取組を進めていく上でさらに連携しやすい人間関係を築くことができた。 <大浦交通安全少年隊> 大浦交通安全少年隊の活動は、伝統ある活動として在校生、卒業生のみならず保護者や地域の方々も誇りを持っており、校区に根付いたものとなっている。 「継続は力なり」の合い言葉で、地域の安全大会へも積極的に参加する等、地域住民と連携したこの活動は、今なお促進されており、大浦交通安全少年隊は地域の財産となっている。 この活動が評価され、『こどもの交通 安全大会』(交通事故をなくす福岡県県民運動本部)において、毎年最優秀賞を受賞することができている。最優秀賞の受賞は、平成22年度段階で連続31回、合計32回目の受賞となった。 <交通安全大会表彰会場にて> また、この活動は子どもの規範意識の向上と自尊感情の高まりの面で効果を上げている。
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校づくりである。保護者や地域の方々が積極的に学校に足を運び、学校行事や学




