具 体 的 な 取 組 事 例
【種別】 □小学校 ■中学校 □高等学校 □特別支援学校 □幼稚園・保育園
□家庭 □地域 □通学合宿 □その他( )
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取組名 |
幼・小・中合同運動会及び小中音楽交流 |
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実施団体 |
宮若市立宮田西中学校(代表) |
市町村 |
宮若市 |
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該当する アクション プラン |
提案3 保幼の連携、各校種間の一貫した教育を推進しよう |
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実施期日(期間) |
平成22年4月1日(木)~平成23年3月31日(木) |
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対象・参加者数 |
幼(笠松幼稚園)・小(笠松小)・中(宮田西中)の全園児・児童・生徒 |
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ねらい |
「地域の少子高齢化、過疎化が進み、人間関係が固定化されることから、目的意識の欠如や消極的になりがちといった生徒達の課題を解決する。」 ○合同運動会や合同音楽会といった異校種間交流を取り入れ、演技指導や企画運営に中 学生を主体的に関わらせることで、年長者としての責任感を持たせ自信をつけさせる。(自尊感情の高揚) ○運動会、音楽会、交流授業といったさまざまな学校行事での交流を通じて、子ども達 や教職員に対して、幼小中11年間の一貫性のある教育活動への「見通し」や「意識」を 持たせる。 ○学校、保護者、地域が一体となる行事を通して、「地域の子どもは、地域みんな で育てる」機運を盛り上げ、連携の深化を図るとともに、地域全体の教育力を高める。 |
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学校・家庭・地域 の連携における 活動の工夫点 |
○風土や歴史の活用 宮田西中校区は1幼・1小・1中から成り、保護者同士が旧知の間柄であり、学校活 動に対し協力的である。また早くから、幼・小・中の文化的、体育的行事及び授 業研究会を合同実施してきた歴史がある。 ○学校間の連携、家庭(保護者)との連携、意見の反映 毎年5月に幼小中代表者からなる実行委員会を立ち上げ、その年度の交流計画を策 定している。特に、8年前から始まった5歳から15歳までの園児・児童・生徒達が 参加する「幼・小・中合同運動会」については、事故防止を念頭に、合同職員会 議や合同PTA役員会議等の綿密な事前打ち合わせを実施している。併せて地域住民 には、応援と駐車場の提供を要請している。また、前年度の合同反省会での意見 を踏まえ、学校・保護者間で、事前会合を重ね、その会合から出た意見を盛り込む もとともに、子ども達の「体格や体力の格差」を考慮した、「安全」と「教育効果」 を重視したきめ細かい運動会となっている。 <具体例(1)>実施会場の選定 実施会場は、園児の体力を考慮し、幼稚園が隣接する小学校グラウンドトラック を使用する。 <具体例(2)>プログラム上の配慮 運動能力や体力の面で配慮を要する園児の種目を、9月でも比較的涼しい気温の 午前に集中させる。園児の競技補助は年齢が近い小学生が行う。 <具体例(3)>整列上の配慮 全体競技、整列、着席時においては園児を中心に年齢の近い順に児童を配置し、 合同演技に際しては一列目に演技指導担当の中学生が立ち、最後列から教職員が見 守る等、年少者に不安をいだかせないように配置する。 <具体例(4)>年齢に応じた競技種目の検討 ○日常レベルでの交流 職員間の親睦交流も盛んであり、PTAについては小・中合同の視察研修を行うな ど日ごろから校種間のあらゆるレベルでの連携を心がけている。 |
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指導者等 |
幼稚園・小学校・中学校教職員及びPTA役員 学校評議員 |
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主な活動内容 |
(事業の概要) 各校種間の一貫した教育を推進する |
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(具体的な活動内容) ・5月 7日 第1回実行委員会 幼稚園長、小・中学校校長、教頭、教務主任で構成 平成22年度の合同行事の日程を決定 ・5月31日 実践交流会担当者打合せ ・6月10日 第1回実践交流会(授業交流) 宮田西中学校において、各学級の授業を公開し全体会において協議 を実施。
・7月23日 第2回実行委員会 幼・小・中の実行委員及び・体育主任により運動会の原案を作成 ・7月26日 合同職員会議 幼・小・中全職員による最終打合せ会議 ・9月10日 幼・小・中による合同練習(午前中) 小中合同による協議の練習及び中学生が考案した ダンスを幼・小の子ども達に指導 ・9月14日 小・中合同PTA役員会 ・9月15日 予行練習会(会場:笠松小) ・9月19日 第7回幼・小・中合同運動会(会場:笠松小)
・10月 7日 小・中合同PTA役員会 合同運動会の反省及び次年度に向けての確認 ・10月20日 第3回実行委員会 運動会の反省及び次年度の向けての確認 第2回実践交流会(授業交流)にむけて ・11月 9日 小中PTA合同視察研修
・11月12日 第2回実践交流会(授業交流) 笠松小学校において、3つの学級の算数の授業を 公開したのち、全体で協議を実施 ・1月下旬 小中音楽交流打合せ ・2月 4日 音楽交流(小6年生・中2年生)
・2月22日 第4回実行委員会 次年度の合同行事の内容について検討 |
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支援のポインと その成果 |
〈支援のポイント〉 (1)交流行事で中学生に責任ある役割を課している 幼・小・中合同運動会や小・中音楽交流会では、中学生が幼稚園・小学生に対し演 技を指導し、リーダーとしての自覚と責任をもたせることを意識した。 (2)幼・小・中の教職員やPTA組織の連携を強化している。 代表者による合同実行委員会、合同職員会議、合同PTA役員会といったあらゆるレベ ルの会議を通して、細部までの計画を作成した。 (3)日常から学校職員や保護者間の交流・連携を図っている。 授業交流会や懇親会を通して、幼小中の教職員は、子ども達の「育ち」の情報を共 有しており、保護者同士はPTAの「合同視察研修会」等を通じて信頼関係を築いてお り、常に協力しながら学校をサポートできる体制ができている。 (成果) 以下は、「合同運動会を終えて」と題した感想文である。
(1)達成感から自尊感情へ
合同運動会を通じて、園児や児童といった年少者については、将来の自分の役割に 対する意識づけと年長者への畏敬の念が、逆に指導的役割を果たす年長者については、
「年少者に見られている」意識から、自立心や思いやりの心が生じている。紅白に分
かれ、優勝を目標に一致団結して競い合うことから、すべての競技、応援、準備体操
にいたるまで、単独運動会には見られない、子ども達の真剣かつ全力で取組む姿勢が
見られ、特に中学生については、演技指導を行う等、交流に積極的に関わっているこ
とから、行事を終えると、やりとげた達成感から自信がみなぎっており、自尊感情の
高揚につながっている。
(2)「小1プロブレム」・「中1ギャップ」の解消 中学校の文化祭にも、小学生が自発的に多数来校し、合同運動会で中学生と一緒に 演じたダンスに興じるなど、確実に心の交流が広がっている。
これら一連の継続した校種間交流を通じて、子ども達や保護者の間に一体感と安心 感が広がっており、学校段階等の区切りが原因とみられる「小1プロブレム」や「中
1ギャップ」問題の解消にもつながっている。
(3)地域の一体化と学校への支援 地域においても、9月の合同運動会は年中行事の1つとして、すでに定着しており、 お年寄り達の楽しみの1つとなっている。駐車場の提供も協力いただいている。この
ように地域関係者の理解と協力を得ながら、大人達みんなで、校区内のすべての子ど
も達を守り、育て、応援する輪が幾重にもできている。
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