「教育力向上」福岡県民運動ってなに?

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課題は分かるけど、実際にどうすればいいのか、具体的なポイントや取り組み例を紹介していきます。
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「自尊感情」を中心に、具体的なポイントや取組事例を紹介しています。
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ワンポイント・リーフレット第15号 社会ルール(手本となる大人の姿)

■ 大人が、子どもの手本になっていることを意識しましょう

  子どもの行動や言葉遣いに注目してください。意外に日常的に接している大人の行動や言葉遣いに似ていることに気付きます。子どもは、身近な大人を手本にし、その言動を当たり前のこととして見、自然のうちに学んでいます。つまり、大人の立ち振る舞いの積み重ねが子どもの言動に影響を与えるのです。

  社会ルールやモラルに即したものであれば、それはほほえましいことですが、社会ルールやモラルに反することであれば、影響を受けた子どもがやがて大人となった時、当たり前のように次の世代に連鎖していき、社会全般の規範意識が低下していきます。

  下のグラフは、少年非行に影響を及ぼす社会風潮について、全国の20歳以上の3,000人に調査した結果です。これを見ると、多くの大人が、社会全般の抱える問題が少年非行に影響をもたらしていると捉えており、社会全般のモラルの低下や人々の意識に課題を感じていることがわかります。

 

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 「子どもたちに社会ルールやモラルを守って生活してほしい。」子どもに関わる大人であれば、誰もが思うことです。しかし、その思いとは裏腹に、「これぐらいは…」「自分さえ良ければ」「見て見ぬふり」などといった、子どもの良い手本になっているとは言えない大人の姿が多く見られるのも事実です。まずは、大人が意識や言動を変えていき、子どもに良い手本を示す必要があります。

  そこで、今回は子どもたちの規範意識を向上させるために、大人に心掛けてほしいポイントを紹介します。

  ■ 子どもたちの規範意識を高めるために大人がやるべきこと

チェック1 「自分さえ良ければよい」という行動を振り返り、改める

  学校等で行われる運動会・体育祭における振り返ってもらいたい大人の行動は、

  ア.ビデオやカメラ撮影のために、児童・生徒の席や入・退場門等に入り込む。

  イ.学校周辺に迷惑駐車をする。

  ウ.後ろにいる人への配慮を考えない。(最前列で立ったままの人、日傘をさして前に立つ人)

  エ.「玉入れ」の競技終わりの合図があったのに、玉を投げ続ける。

  オ.ルール・モラル(時間・場所・広さ)を守らない保護者応援用テント内の場所取り

などです。

  また、学校外では、スーパーマーケット等の身障者専用駐車スペースに対象外の人が駐車する、ということまでも見受けられ、学校内外を問わず憂慮すべき状況が増えてきています。大人自身が行動を振り返り、改めていくことが重要です。

チェック2 「これくらい」、「みんなもやっているから」に流されない

  良くないことだとはわかっていても、「周りが(みんなも)やっているので、これくらいなら…」ということはありませんか。例えば、横断歩道以外での道路横断、タバコ・ごみのポイ捨て、学習参観中の立ち話などです。大人の、周りに流されない姿勢が、子どもの規範意識形成の重要な要因の一つです。「万引きは、みんながやっていたから…。金さえ払えば…」なんてことにならないためにも、大人が良い手本を示しましょう。 

チェック3 あいさつや言葉遣いを大切にする

  あいさつは、子どもの規範意識形成の第一歩です。「おはよう」「ありがとう」「いただきます」「ごめんなさい」等を、保護者や教師が子どもと一緒になってきちんと使いましょう。普段から使っているでしょうが、意識的に声を大きくしたり、使う場面を広げたりしていくのもいいでしょう。

  また、言葉遣いも大人の影響を受けやすいものです。相手、時、場合などを考えて使いましょう。親しい間柄でなければ、丁寧な言葉で話すのが基本です。また、特に親しい間柄であっても、場合によっては丁寧な言葉遣いが必要なことも手本として示しましょう。

チェック4 人を批判することを控え、尊重する

  日頃から、家庭や学校が「ほめる」「認める」「尊重する」環境にあれば、子どもの自尊感情や規範意識が高くなり、ものの見方や考え方が肯定的になります。逆に、否定的な言動を見聞きする環境にあれば、自尊感情や規範意識も低くなります。思いやりの心を育むためにも、人を批判することをできるだけ控え、尊重したり、大切にしたりしましょう。

  また、学校や地域で、自分の子どもが社会ルールやモラルに反する言動をした時、叱られたり、注意されたりしたら、親はそれを真摯に受け止め、ありがたく思うくらいの気持ちがあるといいですね。

チェック5 地域の子どもに声をかける、教える

  子どもを育むにあたり地域の教育力も必要です。子どもたちが、社会ルールやモラル上、良くないことをしていれば、「やめようね」「してはいけないよ」「迷惑を受ける人がいるよ」などと声をかけたり、教えたりすることは大切なことです。

  当然、危険なことや法律に違反する場合は、「叱る」や「注意する」も躊躇なく行いましょう。

 

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